2014/09/28
あきらめないで！（by真矢みき）　～産後の骨盤矯正～


風がだいぶ秋らしくなってきましたね。
お昼間はまだ暑いですが、汗臭さがずいぶん緩和されてきました（笑）。

さて、最近多いお問い合わせ、それは「産後の骨盤矯正」です。

出産後、ママさんは子育てに大奮闘します。
「産後の骨盤矯正が大事だよ～」ということは聞いたことがあるし、出産前後からなんだか腰が痛い。
気にはなりながらも日々子育てに追われていく・・・。

「出産してから5ヶ月経つんですけど、もう骨盤固まっちゃいましたよね？」
「もう子供3歳なんですけど、いまさら骨盤矯正とか遅いですよね？」
そういうお問い合わせをいただきました。

声を大にして言いたいのは、
体を整えるのに『遅すぎる』ことはない、
ということです。

「いまさら・・・」と思って何もしないでいることの方が体にとって良いことではありません。

ではどうして産後の骨盤矯正が大切なのか、ということなんですけど、
元々女性の体は出産のために骨盤が開きやすくなっています。
なので普段の生活でも骨盤の開き・歪みが出てくるのですが、骨盤というのは体にとって「土台」の部分なんです。
家でも「土台」が悪ければ欠陥住宅になってしまうのと一緒で、土台がゆがむと体全体ゆがんでしまいます。
だから出産で開いてしまった骨盤をしっかりと元の位置に戻すというのはとても重要なことなんです。
特に二人目、三人目と出産を重ねていく度に骨盤は開いてしまいます。

ちょっと長くなっちゃいますけど、骨盤が開くとどうなるか。
まずお尻がとっても大きく見えます・・・。
よく施術前と施術後ではジーンズの入り方が全然違うとほとんどの方が言われます。
骨盤を整えることで、横に広がったお尻がキュッとなるんですね。
これは「見た目」の問題。
重要なのは「体の中」の問題です。
骨盤が開くと内臓がそれだけ下に落っこちます。
そうすると一番下にある臓器、膀胱や子宮は押されて血行不良になります。
そのため子宮筋腫などの病気になりやすくなったり、ホルモンの分泌が悪くなり、後々重い更年期障害が出やすくなるのです。

出産する若いママさんにとって、自分の10年後、20年後のことを想像するのは難しいですよね。
だからまずは
「開いた骨盤を元に戻してお尻をちっちゃくしたい！」
それでもいいんです。
産後の骨盤矯正をしっかり行うことは、後々自分の体の中にとってとても重要であることを頭の片隅に置いていただければ幸いです。

だから「遅すぎる」なんてことはないんですよ～。
ほんと「あきらめないで！」と一言真矢みきさんに言ってもらいたいところです。
（↑もう古い？）

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